AOUR入力定義 for Google日本語入力
- Google日本語入力用定義ファイル(AOUR230302)
(アーカイブ内に含まれている。)
使用方法
- ダウンロードしたアーカイブからGoogle日本語入力用の定義ファイル展開し、任意のフォルダに置く。
- Google日本語入力のプロパティの一般タブを開く。
- ローマ字テーブルの編集で、ダウンロードした定義ファイルを指定する。(上書きの確認あり)
- 作業終了後、ダウンロードした定義ファイルは削除しても構わない。
確定前の状態表示
Google日本語入力では、「次の入力」という項目との組み合わせを活用して確定前の状態を表示させるルールがあるので、対応させてみている。これもまた、gACT10においての設定例を参考にさせていただいた。(11/4/9)
- 状態表示は特殊音を除き、原則訓令式のローマ字表記の綴りを全角のアルファベット小文字で表示する。
- 拗音などの列で、すでに仮名が確定するような場合は確定するかなで表示する。
しかしこのルールでの微妙な点もある。
- 捨て仮名や外来語の特殊音をどのように状態表示させるか。(てぃ行「th」その他は可能な限りATOKのローマ字入力ルールに基づいた。捨て仮名は状態表示させないことにした)
- 同様に、特殊拡張等は適した状態表示がない。
ついでに、作業中にいくつか気になった点。
- 「次の入力」を半角のアルファベットにしてしまうと、そのアルファベットを打鍵して入力する他の音の場合と混同して不都合が生じる。(【;】を半角の「s」で次の入力にしてしまうと【s】で出力する「お」と混同が生じて変な表示になることがある)
- 互換キーがある場合、「次の入力」を同じにすると、混同して不都合が生じて一方が正しく表示されない。(【jj】と【jl】はいずれもひゃ行だが、「次の入力」をいずれも「hy」で表示させようとすると、【jl】のほうがうまく表示されない)
結果、おかしな状態表示となる場合もあるかと思うが、これからGoogle日本語入力でAOURを習得しようとする時などには、こういう状態表示は便利かもしれないと思う。
ただ自分としては、打鍵するときに通常のローマ字表記のアルファベット綴りに置き換えて発想していないためタ行でキーボードの「k」を打鍵しているのに状態表示では「t」になるのは逆に違和感があったりするものの、既に配列の綴りは習得して状態表示は不要であるため、あまり関係ないな、とも思えたり。
定義ファイルの更新履歴
「定義一覧と更新履歴」にある。Google日本語入力用定義ファイルにのみ関係する更新履歴は次の表。
改訂 | 更新内容 |
---|---|
130428 | 拗音代替キー(代替キー【O】【L】【.】)廃止。「ぎょう」【UO】追加。 |
110409 | 入力中の状態表示対応(Versionは110408のまま) |
110103 | 拗音化キーのオプション対応(代替キー【O】【L】【.】) |